Everybody's Fine (2009)(USA) アメリカ 犬連れ 国際結婚

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Everybody's Fine (2009)(USA)

ハズのクリスマス休暇中には、映画館にも、いつもより多く行ったし、DVDやテレビで放送された映画なども家で観たのだけれど、感想を載せる時間が無いのが悩みだった。

それゆえ、時間が経てば経つほど忘れてしまいそうで、不安になった。

これからは、オスカー候補の映画も観なければならないので、ちょっと速度を早めなければと思っている。

ここで紹介するのは、私が、予想していた以上に気に入った映画で、けっこう前に観たのにもかかわらず、想い出しても、ちょっとホロッとするような、Kirk Jones(カーク・ジョーンズ)監督のまさにスイートな『Everubody's Fine』

タイトルを直訳すると、『みんな、元気』とか『みんな、大丈夫』みたいになるけれど、決してライトな意味を持つ映画では無い。

ストーリーは、1990年のイタリア人監督のジュゼッペ・トルナトーレのマルチェロ・マストロヤンニを主演にした映画をほとんどリメイクしたものだそうだ。

そのマルチェロ・マストロヤンニの演じた役をアメリカの超A級俳優のベテランの1人、Robert De Niro(ロバート・デニーロ)が演じている。

ロバート・デニーロ演じるFrank(フランク)は妻に先立たれ、男2人、女2人の子供達も巣立って行き、1人で暮らしている。

妻が彼と子供達をつなげる橋のような役割をしていたために、妻が亡くなった後は、4人の成長した子供達も彼を訪ねなくなってしまった。

医者に行き、健康に問題があると告げられ、もう若くないのだと感じた彼は、子供達が彼に会いに来れないのであれば、彼の方から、アメリカのそれぞれ違う所に住んでいる子供達に会いに行く決心をする。

    Everybodys fine 4

(左から:ロバートのサム・ロックウェル、ローズィーのドリュー・バリーモア、エイミーのケイト・ベッキンセール、フランクのロバート・デニーロ、私は、この4人が俳優、女優として好き!)

まず最初にフランクが訪れるのがニューヨークに住むペインターのデービッドだったが、アパートに行っても留守で、夜まで外で待っても帰って来る事は無かったので、手紙をドアの隙間から入れて去ることにする。

その近くのアート・ギャラリーの窓に、デービッドの絵が掛けてあって、デービッドに会えなくてもペインターとなった息子を誇りに思うフランクだった。

その後は、結婚して息子を1人持ちキャリア・ウーマンとしても成功しているKate Beckinsale(ケイト・ベッキンセール)演じるAmy(エイミー)に会いに行くが、

エイミーから、訪ねてもらったのは嬉しいけれど、家族みんなが、いろいろと予定が入っていて忙しいのだと言われてしまう。

そして、ディナーの時に、義理の息子と孫との間の口論と冷たい空気を感じて、家族の中に問題があることを感知する。

フランクは、デンバー、コロラドでオーケストラの指揮をしているSam Rockwell(サム・ロックウェル)演じるRobert(ロバート)に会いに行く。

そのあたりで、エイミー、ロバート、ローズィーの3人の子供達の電話で話す声のナレーションが入り、デービッドがメキシコで詳しくはわからないけれどトラブルに巻き込まれた事がわかるが、父親のフランクには知らせないでおこうと話される。

さて、フランクはロバートが所属するオーケストラのリハーサル光景を観に行くと、実はロバートは指揮者ではなく、打楽器奏者だと言う事を知る。

ロバートは、オーケストラのヨーロッパ遠征に出かけなければならないから、フランクとは時間が取れないのだと言い、フランクは、ラスベガスでダンサーをしているDrew Barrymore(ドリュー・バリーモア)演じるRosie(ローズィー)に会いに行こうとする。

その途中で、若い男に襲われて、必ず毎日、服用しなければならない薬を取られ、粉々に踏みつけられてしまう。

それを必死になって拾いあげ、ポケットに入れるフランク・・・

そして、ローズィーに会うと、リムジンで迎えてもらうが、彼女のショーは、ちょっと前に全て終わってしまった事を告げられる。

彼女が住む高層ビルにあるアパートメントに行って、フランクが娘の成功に感動しているのも束の間、留守電にメッセージが入り、実は、ローズィーは、そこをフランクのために借りたことを知る。

       Everybodys fine 70- 1

赤ちゃんを連れて来て、ローズィーに世話をして欲しいと言って、女性が現れたりして、フランクは、ローズィーの現実が実は違うものであることを知る。

              Everybodys fine 70

デービッドには会えなかったが、エイミー、ロバート、ローズィーが、みんな彼に嘘を付いている事を知り、フランクは戸惑う。

そして、薬は無くなり、フランクは飛行機に乗る事を医者から禁じられても、一刻も早く薬が必要なために飛行機に乗るが・・・・

『Everybody's Fine』(みんな元気)と言っても、実は、そうじゃなくて、だけど・・・・みたいな映画!

              Everybodys_fine 1

けっこうストーリーについて話したようだけれども、これから先が、もっともっと大切で感動的なシーンが出て来るので、これは、ほとんどイントロダクションみたいなものだ。

強い男、あるいは怖いオジチャンのイメージが強いデニーロだけど、ここでは、もう若くなくて、薬無しでは生きて行けなくて、真面目で子供思いで、しかしながら、厳しい父親を、とても自然に演じている。

確かに、若い男に襲われた時は、戦うデニーロの顔が負けるわけ無~いと思わせたが、薬を取られて粉々にされたら、うろたえるのも無理が無いと思えた。


親が子供に期待し、子供が、それに応えられなかったら?・・・・

親は、どこまで、子供を厳しくしつけたら良いのか?・・・・

そして、いかなる育て方でも、果たして、それが、それぞれの子供を成功させるのに役立つだろうか?

かりに成功したとしても、それが子供の幸せに通じるだろうか?


親は子供に嘘をつかれたら辛いかもしれない。

子供は親のことを思い、嘘をつく。


家族の間でも、それぞれが知らない秘密があったり、そのために家族の間の距離が、どんどん遠のいて行ったりする。


でもね・・・、ロバート・デニーロが演じたフランクは偉いと思う!

子供達とのそんな距離を縮めるために、薬が絶対必要な体でも、1人で旅して会いに行く。


映画を観た後、私はハズに言った。


「結局、親が子供に会いに行こうとしない限り、問題解決は無いのよ! どこの家庭でもね!」


ハズは、何も言わずに何かを考えているようだった。


私は、この映画のストーリーが、とにかく好き!

現実的で、スイートで、深く心に伝わってわかるものがあるから。

映画はベースのイタリア映画を観ていないから比べる事は出来ないけれど、全ての俳優達が、その役に成りきっているし、私にとっては、みんなスイートな俳優達だし、

何てったって、ロバート・デニーロが、これからは『ボブおじちゃん』と呼びたくなるほど身近に感じた映画だった。

ボブおじちゃん、今年のオスカー受賞は無理でも、ノミネートされて欲しいなぁ~~!

結論として、私は、誰が何と言おうと、この映画が好き!


ハズは、ライトでスイートな映画と言うだけだったけど・・・・それなりに気に入ったようだった。


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2010年01月07日 トラックバック(0) コメント(0)












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