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アメリカの将来

『頬にパンチ』『2.頬にパンチ』の後は、私も大分、気持ちが落ち着いて、もっと冷静に考える事が出来た。

と言っても、これだけは、もうちょっと知りたいと思って、再び、ハズに訊いてみた。


「ねぇ~・・・、どうして、あなたの間違いでも私がアイツにバカとかアホとか言われなければならないわけ~? あなたは、どう思う?」


それに対してハズは、苦い顔をして、


「わからない・・・俺にはわからない・・・・」


そう言うだけだったので、


「何でもいいから、あなたの意見を聞きたいわけ~! あなたはアメリカ人、アイツもアメリカ人! その点では、日本人の私より、わかるものがあると思うの・・・だから、あなたが、どう思うのかを聞きたいわけ~!」


ハズは、


「結局、アイツは君にだけ聞こえるように傷つけるような言葉を言いたくてたまらなかったのだろう!」


私は、



「そうよね~! 問題は、なぜ、私が間違ったわけではなく、あなたの間違いなのに、私をバカとかと言いたくてたまらなかったのかと言う事よね~?!・・・と言う事は、今まで会った事も無かった私を嫌いだったと言うことでしょう? なぜ? 私の事を何も知らないで見ただけで嫌うって事は、私の見かけが彼にとってはイライラさせるもので、それと同時にか、あるいは、あなたと私の関係が友達以上に見えたから嫌ったと言う事になると思うの・・・・つまりよ、あいつは差別者よね~!」



ハズは、私の目を悲しそうに見つめるだけだったが、そのあと、


「ティーンエージャーだったんだろう?」


と訊いて来たので、私は、アイツは、10代では無くて20代前半位に見えたと言ったら、残念そうな顔をしていた。


オバマが大統領に成って、カラーに対して理解が深まったと同時に『チェンジ』が許せない差別者達が多くなっていると聞いた。

それは、残念なことにヤング達の間で増えている。

今まで、ホワイトであれば、多くの面でカラーと比べて、断然、有利と思っていたホワイト・ヤング達が、そうではなくなって来ていると将来に不安を感じ、チェンジを認めたがらない。

それゆえ、差別は多くなり、特にゲイに関しての差別がヤング達の間で悪化している状況だ。

オバマが大統領になって、今のところ良くなったのは、この不景気にもかかわらず、アフリカン・アメリカンの就職率が上昇している事ぐらいだ。

そのために、ホワイト達は就職難になっていると言う人達もいたりする。

私はオバマ大統領を責める気は全く無いが、これがアメリカの現実で、そう簡単に、この国にいる人達が変る事は無いと言う事を感じる事が多いし、ヤングの差別者が多くなっている事を思うと、アメリカの将来に不安を感じないでいられない。


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2010年01月05日 トラックバック(0) コメント(0)












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