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不幸中の幸いとERで思う

さて、Emergency(緊急)・・・・と書かれた病院のドアに向かって車を停めた後、ハズと2人で手をつなぎながら歩いて行って、自動ドアが開いて中に入ってキョロキョロしていると、体格のいいナースのおにいさんが、


「医者に診てもらいたいの?」


と訊いて来た。


ハズが、そうだと言って、私だけ診てもらう必要があると言うと、彼は私達が来た理由を訊き、ハズにペーパーに、必要なインフォメーションを記載するように言い、私には椅子に座るように言った。


そして、彼は、私の血圧を計り、ノーマルだと言い、


私達は、待合室で待つように言われた。


それから、30分ほどして、小さな部屋に呼ばれ、コンピューターの前に座っている女性と、医者のアシスタントらしい女性が、私達に、事故についてと、どこが痛いかなどの質問をして来た。


それに、私達が答えていて、ちょっとアシスタントが用事があっていなくなった時に、ハズが、


「ここ、腫れているみたいだなぁ~・・・押すと痛いなぁ~・・・・」


と言って足を触っていたので、私は、やっぱり~?!と思って、


「どこよ? どこよ~? 見せなさいよ! 早く~!」


と言うと、見せてくれた。


触ってみると確かにこんもり腫れていて、押してみると、痛いと言った。


「ハズちゃん、言った方がいいわよ~! 後から言っても、保険会社に信じてもらえないかもしれないし! それに、大体、車に轢かれたのはあなただったのだから!」


アシスタントの女性が部屋に戻って来た時に、ハズが、その事を言うと、私の血圧を計ったナースのおにいさんに、その事を言うように言われた。


結局、ハズは、私がしたのと同じ事をして、足のレントゲンを撮るからと言われて、2人で待合室で待つように言われた。


待っても待っても名前が呼ばれなくて、どんどんERに来る人達が増えるばかりで、一体、いつまで待てば良いのだろうと思って時計を見ると、そこに来てから、すでに2時間以上、経っていた。


「ここって、ERよね~? と言う事はイマージェンシー(緊急)って事よね~? それなのに、こんなに待たなければいけないわけ~? 私の頭の中で出血が起こっているかもしれないのに~・・・・噂に聞いていた通り、酷いところね~!」


と、私が言うと、ハズはちょっと笑って頷いた。


「それに、イマージェンシー(緊急)と言う割には、全然、救急車の音が聞こえないわね~? 日本じゃ考えられないような気がする!」


そう言うと、ハズは、もっと笑って、


「みんな、俺達と同じだよ! 余程の事が無い限り、救急車なんて呼びたくないんだよ!」


確かに、テレビ・ドラマにあるような血だらけの人が、突然、運ばれて来るのなんて見なかったし、とにかく、全体的に静かだった。


そして、アメリカのコメディアンの誰かが言っていたのを想い出した。


「アメリカのドクターがメインのテレビ・ドラマは、全く嘘で馬鹿げている! 1人の患者に7,8人ものドクター達がついたり、仕事以外では、ドクター同士でベッドに寝ている! そんな病院、どこにあるんだ?」


そう言ったのを聞いて笑ったことがあった。


私達は、いつ呼ばれるかわからないので、ただただ、そこで、待つしかなくて、2人で話すしかなかった。


「そう言えば、救急車、消防隊員がキャンセルしてくれたから乗らなくて良かったけど、後から、支払いの請求が来たりしないのかなぁ~?」


と私が言うと、ハズは、


「俺達が電話して呼んだわけではないし、大体、乗らなかったのだから、向こうが請求できるわけないだろう! 呼んだ人間にも払う義務は無い!」


と自信ありげに言った。


しかしながら、その後すぐに、


「だけど・・・・俺達のどちらも轢かれたために足を骨折したとかで運転できない場合は、救急車に乗せられるだろうなぁ~」





そう言う風に、『もし・・・・?』と考えると、いろいろな事が考えられて、私は怖くなった。


もし、私達にぶつかって来たあの車が、もっとスピードを出していたら?


もし、私が地面に仰向けに倒れた時に反対側から来ていた車が止まれなくて私に当たっちゃったり、私の顔の上を走っちゃったら?


もし、ハズが骨折か下半身不随に成って会社に行けなくなったら?


もし、ハズと私が入院してしまったら、誰がブブの世話を?


そんなことを考えると、どんどん怖さが増すだけだった。


ハズは、


「もし・・?って考えても仕方ないだろう! 2人で仲良く轢かれちゃったって思えないのか?」


そう言われても、


私は気持ちが楽にならなかった。


「こんな事で、仲良くとは思えないわね~! むしろ、よりによって、2人で~? 車に轢かれる~? と言うショックの方が大きいもの!」


そう言うと、ハズは、ちょっと考えるようにしてから、


「考えても見ろよ! あそこのペットショップにはブブも一緒に入れるから、いつも、連れて行っていたじゃないか? それがだ、今日に限って、ブブを連れて行かなかった。 あの車がぶつかって来た状況を考えても、あの時、ブブが俺達と一緒に歩いていたら、ほとんど間違いなく轢かれていると思うんだ」


そう言われて、私もあらためて、事故の状況を考えてみると、確かにそうだと思った。


「老で神経痛のあるブブが轢かれたら、助かるかどうかわからないし、助かったとしても、神経痛がもっと悪くなって苦しむ結果に成ったかもしれない・・・・それを考えると、俺達だけで良かった~!と思えるんだ」


私も、そう思えたので、


「そうだよね~! ブブが、そんな目にあうなんて耐えられないと思う。 今頃、ここじゃなくて、ペットのERにいることになるものね~・・・良かった~! これだけは不幸中の幸いって言えるね!」


そして、早く、ブブのいるに帰りたいと思った。


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2010年07月15日 トラックバック(-) コメント(0)












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