アメリカ 犬連れ 国際結婚
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アメリカ 犬連れ 国際結婚 留学生活5年目に捨て犬のブブに出会い、その後、今の主人のハズに出会い、3年後に結婚、それからは、波乱万丈のアメリカ生活を送っています。ハズとブブとの会話は英語で、ここでは日本語に訳して載せています。

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アメリカ 犬連れ 国際結婚 > 月別アーカイブ 2011年01月

それからは・・・・

ハズがネットで見つけたケミカルを使わないでマットレスから尿の臭いを消すための対策は、酢とお湯とベーキング・パウダーを使ったものだったけれど、人間用のベッドのマットレスと違うためか、何度かトライしても尿の臭いが全く消える事はなかった。


それでも、ブブがそのベッドに行って寝たがるので、ベッドの上にかけるものを厚めのものに変えたりしてみたけれど、朝ではなくても、昼間でも、ブブがその上で寝て起きた頃には、また同じように濡れていた。


どうしちゃったんだろう?

それも、いきなり、こうなっちゃって~?!


そんな風に思って、私も、ネットで似たような経験をしている人がいないかを調べてみた。


そして、体に何も問題が無くても尿漏れをする達は若くてもけっこういると言う事がわかった。


それと同時に、尿漏れが体の異常を示していることも多々あることもわかったので、もうちょっと待っても、同じかもっと悪くなるようであれば、獣医に連絡する事にした。


ハズが、


「君の手作り食には野菜も水分も多いから、そのためじゃないか? 疲れてグッスリ寝たい時に、そう言った食事を取ったら、ブブだって寝ている間にオネショしてしまうことだってあるだろう?」


そう言ったので、試しに、食事のお水の量を減らしてみたけれど、ブブは、それを食べた後、別の容器に入れられたお水をゴクゴク飲んでいたから、結局、ブブが欲する水の量はほとんど同じだとわかった。


ベッドにオネショしても、外に出すと、多くオシッコするし、大きい方も問題なくするしで、私は、


もしかしたら、精神的な事が関係しているかも・・・・


とも思ったりした。


とにかく原因がわからず、ベッドの上にかけるものを変えても、オネショをするので、尿の臭いが完全に取れないから、ブブは、そこでしても良いと勘違いしてオネショしてしまうのではないかと思った。


それで、ブブの古いベッドを出して来て、マットレスをしっかりとプラスティック・バッグで包んで、その上にシーツや毛布を掛けて見た。


ブブは、相変わらず、その上にもオネショした。


と言う事は、どんなベッドでも、ブブは寝るべッドの上でオネショすると言う事に成る。


床にポタポタ尿がもれる事は無く、寝るベッドの上でだけ尿がもれる、それも、寝ている時にもれてしまって、それに気が付いて起きている、だから、私達に外に出てオシッコしたいのだと伝える事が出来ないでいる。


クリスマス・イヴとクリスマスは、獣医がお休みだったから連れて行けなくて、その間は、なるべく多く外に出してオシッコさせていたのだけれど、ほとんど2時間おきぐらいにベッドで尿漏れを起こすので、寝ていても泣き声が聞こえると、私も飛び起きた。


朝の3時頃に起こされて、


最後に外に出したのは1時だったなぁ~と思いながら、服をまとって外に一緒に出ると、冷え切った空気の中で立っているのはブブと私だけだった。


まるで、この世界にブブと私だけが存在しているかのような、そんな不思議な気持ちに成った。


ブブは、ほとんど歩かず、ちょっとだけオシッコして、私の顔を見つめた。


そんな時間に一緒に外に出て歩くことなど無かったから、ブブも変だと思ったのだと思う。


「もういいの? 帰るよ・・・・」


そう言うと、ブブも逆らわず、家の方に一緒に歩き出した。


家の中に入って、濡れたブブの足を拭くと、ブブはハズが寝ているベッドに力一杯ジャンプして上がって、ハズが息をしているかを確かめるようにした後、安心してグターッと寝だした。


私がベッドに行くと、ちょっとずれて私のためのスペースを作ってくれて、ハズと私の間に挟まれるようにして、ハズの足に自分の片足を付け、顎を私のお腹の上に乗せて寝だした。


かわいそうに・・・・

こんな時だからこそ、ハズと私と離れないで一緒にいたいのだなぁ~・・・・


そう思った。


寝ているハズに、


「ブブ、私達の間で寝たくてしょうがないみたいだから、そうさせるよ~!」


ハズは、寝ぼけながらクスクス笑った後、


「そうか~?! 俺達と一緒に寝たいのか~?」


そう言って、ブブを撫ぜた。


「外でオシッコさせたから、後2時間ほどは大丈夫だと思うんだ・・・・私達が起きれなくて、ブブがここにオシッコしちゃっても許そうね~!」


そう言うと、ハズは、困った声で、


「・・・・ここでオシッコさせるのか~?・・・・」


そのうちに、声が途切れてグーグー寝だした。


私は、私のお腹の上に顎を乗せているブブの頭を撫ぜながら、


「ハズもマミーもここに一緒にいるから安心して眠るといいよ」


そう言って、その後はブブの体のあたたかさを感じながら眠ってしまった。


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2011年01月06日 トラックバック(-) コメント(-)