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『Toy Story 3』 から学ぶこと

最近では、映画を観ても、それについて、スッカリ、ブログで書くことを止めてしまったが、今日は、映画紹介や批評はしないで、観た後のハズとの会話について、ちょっと書こうと思う。


              Toy Story 3


私達は、この映画を、最近、DVDを借りて観たから、映画館やデジタル3Dなどでは観なかったせいもあるのか、観た後は、映像よりもストーリーについて話す事がほとんどだった。


私は、ストーリーは確かに、アカデミー賞にもノミネートされただけあって良く出来ていたと思った。


しかしながら、個人的には、『UP』(カールじいさんの空飛ぶ家)の方が好きだと言うと、ハズも、そうだと言っていた。


それは多分、『UP』はカールじいさんがメインなのもあって大人向け、『Toy Story3』は、オモチャ達がメインなのもあって子供向けに感じるからだと思う。


私達は、子供達が、『Toy Story3』から学ぶ事、あるいは、この映画の作り手達が、この映画を子供達が観て期待する学ぶことは何なのだろうと話した。


私は、


「オモチャだと思って、乱暴に扱ったり、捨てちゃうと、オモチャ達だって傷つく、だけど、大人に成ったら、子供の時に遊んでいたオモチャ達が必要なくなっちゃうわけだけど、そんな時は捨てたりしないで、オモチャ達を大事にして可愛がってくれる子供にあげるといいってことじゃない?」


と、


ハズは、


「それもあるけど、俺が思うには、子供達に、見かけが良かったり、優しくしてくる知らないヤツには、気をつけた方がいいぞと教えていると思う」


そう言った。


そう言えば、ベアーは、最初は良いベアーみたいだったけど、実は、スッカリひねくれてしまった悪いベアーだと言う事が後でわかる。


ハズの昔のボスが、この映画が大好きだと言っていたそうで、観てから、なぜなのかがわかった。


それは、ストーリーも良かったのもあるだろうけれど、彼の母国語のスペイン語のセリフが出て来るからのようだった。


アメリカで、将来、エリートとなる子供達には英語の他にスペイン語と中国語が出来ることが条件と成るだろうと言われているのもあるから、この映画でも、スペイン語を入れたのかもしれない。


家族で観て楽しめるアニメーション映画だと思うし、個人的には、是非、子供からティーン達に観てもらいたい映画だ。


この映画を観て、子供の時に遊んでいたオモチャ達は、何処に行ってしまったのだろうかと思ったりして、ちょっとセンチになった。


ハズは、映画に出て来た電話のオモチャを観て、


「子供の時に、同じオモチャを持っていたよ~!」


と言って笑っていた。


ハズも私も、子供の時に、ちょっとだけタイムスリップした、そんな感じだった。


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2011年03月24日 トラックバック(-) コメント(0)

A Dog’s Life (USA 2004)

『A Dog’s Life』と言うドキュメンタリー・フィルムがある。


              A Dogs Life


Dog(犬)がメインなので、ドキュメンタリーと言うより、Dogamentary(ドガメンタリー)と言うそうだ。


Gayle Kirschenbaum(ゲイル・カーシェンバウム)が監督で、愛犬のシーズ、Chelsea(チェルシー)との生活がメインのフィルムだ。


              Gaylechelsea.jpg


ニューヨーク出身のゲイルは、彼女のキャリアのためにLA(ロサンジェルス)に住んでいたが、幸せではなかった。


そして、フロリダの兄のところに行った時、そこにいたシーズ犬のチェルシーとの出会いに運命的なものを感じ、貰い受けて、ニューヨークで2人(1人と1匹)の生活を始める。


それからは、LAにいた時が嘘みたいに、彼女は幸せに成り、チェルシーが『彼女の人生』のように思うようになる。


2人の生活で、充分、満足しながら、ふと、彼女にも、チェルシーにも、それぞれにふさわしいLOVE(愛)を与えてくれるパートナーがいないことに気が付く。


そして、彼女には人間の男性を、チェルシーにはシーズ犬のオス犬をと探し始める。


彼女は、2人(1人と1匹)のパートナー探しの経過をフィルムに収めようとするが、そんな中、あの誰もが予想していなかった9/11事件が起こり、彼女は、彼女のフィルムの主題がそれて行くのを感じる。


チェルシーはセラピー犬となり、病院にいる多くの老人達のマスコットに成り、彼女は、人間男性パートナー探しの難しさを痛感する。


フィルムを通して成長して行くゲイルとチェルシー、


ゲイルにとってのLOVE(愛)とは?


チェルシーにとってのLOVE(愛)とは?


そして、2人(1人と1匹)の幸せとは?


フィルムを通して、ゲイルは、それなりの結論を出す。


犬と女性のストーリーとあって、迷い無く観る気になったのだけど、ハズは、その主題とドキュメンタリーと知って興味をあまり持てなかったようだった。


それゆえ、夜に、一緒に観ても、横で、グーグー寝出した。


ビデオを含む映画鑑賞で、こう言うことがあると、私は思いっ切り気分を悪くして、ハズを起こして、礼儀正しくないとかと厳しく怒るのが普通なのだけど、


この映画に関しては、


ハズは私じゃないから、仕方ないなぁ~・・・・・・・


そう思って理解できたので起こさず、1人で観ることになった。


最初の方の彼女のナレーションで、彼女がLAにいて幸せに感じなかったと聞いて、私も、ブブと出会う前、そんな感じだったので、親近感を覚えた。


ブブとの出会いを運命としか思えなかった私には、シーズ犬、チェルシーとの出会いを同じように思った彼女を、他人には思えないほど理解できた。


そして、チェルシーとの共同生活を始めて幸せを見つけた彼女と自分をどうしてもダブらせて考えてしまった。


生まれも育ちも違う彼女と私、飼っている犬種も全く違うけれど、同じように犬と会い、暮らし、幸せになり、そして、気が付くと、自分達が、あまりにも近過ぎて、それぞれのLOVE(愛)のパートナーが不足しているように思った点では同じだった。


かと言って、私の場合は、ブブのパートナーを真剣に探した事も、自分のパートナーさえも、彼女のように探すことは無かった。


周りの友人達や知人達に、


「犬のあとは、男性探しだねぇ~?」


などと言われて、むしろ、ギクッとしたほどだった。


そして、その内に、


同じような状況にいるナイスな男性と知り合いに成ったら、お互いの犬を連れて一緒に散歩したり、犬の教育について情報を交換し合ったりして楽しいだろうなぁ~・・・・・・・


そんな風に思うようになった。


しかしながら、子(犬の子供)育てに夢中で、髪ふりみだしてオシャレも忘れていたから、そんなことも理想に過ぎなかった。


それでも、ブブと一緒の生活は苦労が多くても思いっ切り楽しかったから満足していた。


そんな時に、ハズの出現!


ハズは、私が求めていた『犬を飼っている男性』ではなく、『犬を飼っていない男性』だったが、ブブを可愛がってくれた。


ブブがいなかったら、ハズとの出会いは無かったと思う。


たとえ、間接的でも、ハズとの出会いはブブが大きく関係していたからだ。


だけど・・・、


これは、私のストーリーだから、人それぞれに出会いは違う。


フィルムでは、ゲイルがナイスな男性パートナーを見つけたかはわからないけれど、どちらにしても、それは、むしろ、フィルムには入れない方が賢明のような気がする。


LOVEは、2人だけの大切なプライベートなものであり、他人に見せるものではないと思うから!


私にとっては理解できるフィルムだったこともあるけれど、ゲイルの正直さ、チェルシーの自然さを通して、2人(1人と1匹)は、とっても良いパートナー同士だなぁと思わずにはいられなかった。


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2010年12月10日 トラックバック(0) コメント(0)

Hachi A dog’s tale (日本名:HACHI 約束の犬)(USA)(2009)

日本では、ほとんど1年前の2009年8月8日に全国劇場公開されたらしいけれど、アメリカでは待っても待っても、結局、劇場公開されることなく、残念ながらDVDになってからハズと一緒に観る事に成ってしまったアメリカ映画

『Hachi A dog’s tale』、


       hachi dvd cover


と言っても、観てから1ヶ月ぐらい経つのだけれど、そして、思ったよりは泣かなかったけれど、Hachiに対して、それなりの思いがあったので、初めて観た後も、毎晩、DVDを返す日が来るまで、寝る前に眠くなるまで音なしで映像だけを観ていて、返した後も、しばらく、ブログに載せる心の準備が出来ていなかった。


その大きな理由には、日本のブロガーさん達で、この映画を観て、

たとえ、あの有名な渋谷の忠犬、ハチ公の話をベースにしていて観る前から話を知っていても、

犬が特別好きでない人でも、

そして、アメリカのロケーションと俳優達を使っていても、

この映画には感動して涙したとか、

アカデミー賞にノミネートされても良い映画などと、

私の過去ブログ『犬連れ国際結婚』にTBを送ってくれた、それぞれの方のブログに書かれていたので、


この映画は、絶対に映画館で観たい映画だったからだ。


その中のブロガーさんの1人から、アメリカでは同年のクリスマスの時期に劇場公開される予定だそうだと教えてもらったので楽しみにしていたけれど、


他の映画を観るために映画館に行ってもプレビューを観る事が全く無く、数ヶ月前に、アメリカで、この映画のアメリカ版をDVDで観た人が、どんどん出て来て、


いくら頑固な私でも、この時点で、アメリカでは、結局、劇場公開されなかったのだと気が付いた。


借りて家のテレビの画面を通して観ながら、


これが、映画館のスクリーン・サイズだったら、どんなに、いいだろうなぁ~!


と、特に、Hachiの顔がアップに成った時に思って、悔しかった。


さて、ここで、不満をぶつけても仕方ないので(笑)、映画のストーリーと感想に移って、


ストーリーは、日本の東京、渋谷駅の銅像にも成っている忠犬ハチ公の話をベースに、


       hachiko shibuya


アメリカ、東海岸の架空の街をロケーションとし、


アメリカ人の音楽の大学教授(Richard Gere:リチャード・ギア)が、彼が使う駅で、日本から送られて、その駅についた時に木製の檻から出てしまって、ウロウロして迷っている仔犬と会い、       


教授仲間(Cary-Hiroyuki Tagawa:ケイリー ヒロユキ・タガワ)に、その仔犬を見せると、首輪に漢字の『八』と書かれている事がわかり、Hachi(ハチ)と名付ける。


そして、ワイフ(Joan Allen:ジョアン・アレン)の反対を受けながら、ハチの新しい飼い主を探そうとするが、なかなか思い通りに行かない。


その内に、彼のハチに夢中に成って愛情深く育てている姿を見て、ワイフが飼ってもいいと許可を与えるが、


ハチが成犬に成って、間も無く、教授は、突然、心停止で授業中に急死してしまう。


そのために、夫と一緒に暮らした家を売り、Hachiを飼うつもりの無いワイフは、娘夫婦にHachiを預けてしまう。


毎日、彼が汽車に乗る時には一緒に駅に出かけ、彼が帰って来る時には、駅で彼を待っていたHachiは、彼が帰らぬ人と成っても、駅に出かけて行って、ひたすら、待ち続ける。


そして、何年たっても、彼が、いつか、その駅に帰って来ると信じて、Hachiは、自分の命の灯火が消え尽きるまで待ち続ける。


そして、Hachiが、最後に見たのは・・・・・・・



日本の話だからと言う事ではなく、映画を観て、なぜ、この映画がアメリカでは劇場公開されなかったのかが、わかったような気がした。


アメリカは、動物が、特に、犬がメインに成っている映画は、通常、人気があるし、ヒットするけれど、この映画は、それらの映画と、ちょっと違った映画だ。


ハズは、


「アメリカでは、映画に出て来る犬が人間の言葉を話すか、人間がメインで犬がサイドじゃなければならないんだ! この映画は、リチャード・ギアが、すぐに死んじゃう、ワイフのジョアン・アレンも、いなくなる・・・だから、メインはハチなんだけれど、ハチは話さない、そうなると、観る興味を失っちゃうんだろうなぁ~・・・・」


と言い、私も、それに同意するけれど、アメリカの現代を舞台にしていて、いくつか、それにそぐわない状況があったりするからだと思った。


いくら小さな街で、みんな、Hachiの事を知っているとしても、犬の嫌いな人や、アニマル・コントロールもあるだろうから、犬が飼い主無しで野良犬のままで、何年も、うろついていると言う事は信じがたい。


そして、教授の娘夫婦に貰われて行ったHachiが、どうしても教授を迎えに行きたいとしても、


それが、あなたのしたいことだから行きなさい!


と言って手放す教授の娘の心理は理解できない。


Hachiの安全性や健康の事を考えたら、そうする事は、むしろ、無責任な飼い主として、法的にも、飼育放棄として、引っかかる可能性がある。


駅長だったり、外でコーヒーやホットドッグを売っているオジチャンや、本屋のオバチャンのキャラクターに信じがたいものがある。


ワイフがHachiが年を取ってから駅に現れて


「Hachi なの~?」


みたいにして、とても驚くけれど、1人娘と交流があるはずなのに、Hachiが、長年、そうしているのを知らないのは、おかしい。


それに、愛する夫が愛して可愛がっていた犬と一緒に暮らしたくない彼女に、アメリカ人達は疑問を抱くと思う。


スウェーデン人の監督のLasse Hallstrom(ラッセ・ハルストロム)は、日本で実際にあった話をファンタジー化したかったのかもしれないが、


この話は、現実に起きたからこそ、感動を呼ぶのだと思う。


そのためか、映画は現実性に欠けている点で、弱い物になってしまった感じがする。


それゆえ、私は感動しきれなかったのだと思う。


しかしながら、


Hachiを演じた犬達が、派手なアクションはしなくても、顔の表情で、とても上手く演技していたので、それに、私は心を揺さぶられ目頭が熱くなった。


そして、だからこそ、言葉の無いHachiだけが観たくて、何度も音無しで、この映画を観た。


題名は日本の『HACHI 約束の犬』より、アメリカ名の『Hachi:A dog’s tale』の方が好きだ。


なぜなら、約束したと言うより、Hachiと言う1匹の犬の生涯を描いていると言う方が正しいと思うからだ。


そして、Hachiは約束を守るためにしたのではなく、それがHachiの選んだ犬生だったからだ。


愛犬家の私達としては、ワイフのしたことは信じがたく、とても残酷に、


そして、それは、夫である教授が望んだ事でもなかったはずだと思った。


どんな犬でも愛する自信のある私だったが、この映画を観て、


日本の秋田犬が欲しい~~!

もしかしたら、何か、みように自分と共通し通じ合えるものがあるかもしれない・・・・


そんな風に思えて、


その後に、


思いっ切り、日本に帰りたくなった。


       hachi:a dog's story


* 間違って消失してしまった過去ログ『犬連れ国際結婚』に、この映画のTBを送ってくれたブロガーさん達、よろしかったら、また、こちらの方にTB、送って下さい! 


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2010年08月05日 トラックバック(1) コメント(7)

Guess Who’s Coming To Dinner (招かれざる客)(1967)(USA)

前々から、映画の題名は知っていても観た事が無くて、是非、観たいと思っていた映画の1つが


       2Guess Whos Coming To Dinner              


Guess Who’s Coming To Dinner(日本名:招かれざる客)』

だった。


       guess whos coming to dinner japanese


ホワイト・アメリカンの女性(Katharine Houghton:キャサリン・ホートン)とアフリカン・アメリカン(ブラック)男性(Sidney Poitier:シドニー・ポアティエ)が、ハワイで会って恋に落ち、結婚しようと言う事に成る。


そして、彼女の誘いで、彼女の両親が住むサンフランシスコへ、2人で出向く。


彼女は、両親のことを知的で芸術にも関心があり自由精神を持つ人達だから、2人が結婚する事は全く問題なく祝福してもらえると思っていたが、


意外にも、彼がブラックであるがために両親のショックと拒絶に出会う事に成る。


彼女は24歳、彼は37歳で、前妻と子供を事故で失っているが、それについては問題に成らない。


彼が高い教育と地位がある事を知って、彼女の母親(Katharine Hepburn:キャサリン・へップバーン)は、認めようとする。


しかしながら、父親(Spencer Tracy:スペンサー・トレイシー)は、彼が自分よりも出世することが間違いないほど優秀であっても、認めたがらない。


その家で、お手伝いとして働くアフリカン・アメリカン(ブラック)の女性は、ブラック男性がホワイト女性と結婚するなんて冗談じゃないと激しく拒絶し、お客である彼に、とことん意地悪に振る舞う。


自由思想を持ち、人種差別にも反対していたはずの父親が、娘の夫にはブラック男性を認めたくないと言った矛盾に満ちた感情を抑えきれずイライラするあたりは真実を描いているように思った。


彼女は、なぜ、優しくて寛大なはずの父親や、彼女の婚約者と同じカラーのお手伝いが、異常に彼を嫌うのかが理解できない。


そんな時、彼の両親が、LA(ロサンジェルス)から、息子の婚約を祝福するために、そこにやって来る。


義理の娘に成る女性が、ブラックではなく、ホワイトである事を、彼らは、その家のドアが開けられるまで知らなかったので、非常に驚く。


彼の父親は、ホワイト女性と息子が結婚する事を理解できなくて、嫌悪を持ち、自分の事を良く知るべきだと言うが、その時、息子は、父親に、


「・・・あなたは自分をカラーの男として見ている・・・・私は、自分を1人の男として見ている」


そう言って、2人の違いを言う。


彼の母親は、息子が、それほど愛している女性なら、そして、幸せに成れるなら、これから苦労は多いと思うけれど、サポートして行きたいと言い、


彼女の母親も、娘は、知的で、しっかりしているから、反対しても、彼との結婚をあきらめるはずは無いから、娘の思うままにさせてやりたいと言う。


しかしながら、


彼女の父親と彼の父親が2人で反対である事に同意し、なかなか2人の結婚を認めたがらない。


そして、ディナーが始まる前に、彼女の父親は、みんなの前で、娘の結婚に対して彼が思うこと、そして、結婚に賛成するか反対するかを力強く話し出す。


映画の途中で、隣に座って観ているハズと思わず目を合わせる事が多くあった。


それは、彼女の両親とハズの両親に共通点が、けっこうあったからだった。


そして、私達は、1967年でも、現代でも、子供の異人種間の結婚に対してのホワイト・アメリカンの両親が持つ気持ちや感情に、そんなに変りは無いように思えた。


「他人の異人種間の結婚に対しては寛大でも、自分の子供と成ったら、そうなれなくなったりする親は、今でも多くいるよなぁ~・・・」


ハズはそう言って笑った。


私は、ハズが彼の両親の事を言っているのがわかったので、何も言わず、ただ笑った。


この映画が上映された1967年のアメリカでは、異人種間の結婚は、ほとんどの州で違法だった。


それもあって、映画は衝撃的だったかもしれないが、第40回アカデミー賞では、10部門にノミネートされ、オリジナルの脚本賞とキャサリン・ヘップバーンが主演女優賞に選ばれた。


スペンサー・トレイシーの映画の最後のスピーチは、吸い込まれるような力強さがあり、私も胸に深くジーンと来るものがあって、目が潤んだ。


映画を観た後で、わかった事だけれど、スペンサー・トレイシーは、自分の命が長く無い事を知っていて、これが、彼の最後の出演作と成り、上映前に亡くなった。


彼と長い間、友人関係にあったキャサリン・ヘップバーンは、この映画の撮影中、彼の最後の映画に成る事を知っていて、映画の中の彼の最後のスピーチの時の彼女の涙は、演技ではなく本当の涙だったそうだ。


彼女も、彼の死を想い出すためか映画を観る事が無かったらしい。


キャサリン・ヘップバーンの娘を演じたキャサリン・ホートンは、実生活ではキャサリン・ヘップバーンの姪で、この映画が初作品となり、おばのお蔭で女優としての道を開く事が出来たと言って良いと思う。


シドニー・ポアティエは、この映画の前に、他の映画で、すでに、初のアフリカン・アメリカンの俳優として、主演男優賞を得ている。


スペンサー・トレイシーもキャサリン・ヘップバーンも、それ以前にアカデミー受賞者達であった。


新顔のキャサリン・ホートンの明るく伸び伸びした演技は、思いっ切り輝いていて新鮮だったし、家のお手伝いを演じた女優も、シドニー・ポアティエの両親役も、熱演していた。


古い映画だから・・・と思っていたけれど、


観てみると、いろいろと学べる事や納得したり感動したりする事が多かった。


そして、嘘の無い真実を描いている点で、私にとっては、とても新鮮に感じた。


ハズとも話していたのだけれど、シドニー・ポアティエと同じカラーの彼の父親や家のお手伝いが、ホワイトの女性と結婚したい彼に物凄く怒りを持つのは、



同じカラーでありながら、自分達が出来ない事をする彼への嫉妬であり、

自分達よりも上の位置に行くように見えて、それが許せないと言う劣等感から来ている感情だと。




私も、アメリカでも他国でもカラーとしてカラーから、このような理解できない感情を何度もぶつけられているから、これについては、よくわかるような気がした。


ストーリーと俳優達が良いから、古い映画でも全く飽きる事は無かった。


そして、この映画を監督したStanly Kramer(スタンリー・クレイマー)は、私にとっては尊敬に値する監督だ。


良い映画は、何年経っても良い!

これは真実だと思う!


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2010年07月31日 トラックバック(0) コメント(0)

HOUNDDOG (2007)(USA)

2007年のサンダンス・フィルム・フェスティバルで上映された映画の1つで、超優等生子役と言われていたDakota Fanning(ダコタ・ファニング)がレイプされるシーンがあって、かなりの話題に成っているとラジオで聴いた事が想い出される。


              Hounddog_poster.jpg


監督のDeborah Kammeierは、ストーリーに必要だったから、そのシーンがある事を主張し、ダコタ・ファニングも、そのシーンを良く理解して演じたのだから何も問題は無いと言っていた。


それならば観てみたいと思って映画館で観ようと思っていても、映画館に来た気配は無く、その内に忘れてしまった。


それが、最近、ひょんな事から、この映画のDVDがある事を知って、ハズと一緒に観た。


映画は、サンダンスの後、アメリカのほんの少数の限られた映画館で短期間しか上映されなかったらしい。


さて、ストーリーは、1950年代のアメリカ南部の小さな町みたいな所に住むダコタ・ファニング演じる12歳の綺麗で勝ち気で活発な少女は、彼女をとても愛しているがアルコール中毒のために暴力を振るう事もある父親(デーヴィッド・モース)と謎めいた彼のガールフレンド(ロビン・ライト・ペン)と暮らしていた。


       Hounddog.jpg


何も無いそこで彼女が情熱を持つことが出来るのはエルヴィス・プレスリーの歌を聴いて彼の真似をして体全身で歌う事だった。


しかしながら、そんな無邪気な少女だった彼女をすでに性的なオブジェクトとして見ている男性もいた。


そして、彼女を罠にはめ、レイプしてしまう。


一方、彼女の父親は、彼女の可愛がっている犬を娘に内緒で殺してしまったり、ガールフレンドを頻繁に殴ったりしても何も感じないような男だった。


男の暴力に従ってまでも一緒にいる女達に未来など無い。


そして、そんな男達のいる所に別れを告げる女達、


少女は、仔犬を連れて父親の手元から飛び出す決心をする。


1950年代のアメリカ南部と言えば、男が女に暴力を振るうのは当たり前のようにして、度々、映画のストーリーとして使われているが、男の女に対する肉体的虐待や精神的虐待は今も南部に関わらず良く聞くことだ。


アメリカでは15分に1人だったかの割合で、女性が男性の暴力のために殺されていると、数年前にラジオで聴いた事があった。


しかしながら、男性が女性に暴力を振るうシーンは圧倒的に南部が舞台になった映画が多いから、ハズは、そんな映画を観て、嫌な顔をして頭を振りながら、


「南部のみんながみんな、こんなんじゃないのに~! ハリウッドが南部を悪く見せているんだ!」


と怒るが・・・・、


ハズの叔母さんの1人だって、若い時にした南部男との最初の結婚は、男のアルコール中毒と暴力のために離婚している。


私が思うには、統計的に見たら、男の女に対する暴力は南部が多いかもしれないけれど、大都市だから、それが無いとは言えない訳で、この問題はアメリカの大きな問題の1つだと言えると思う。


ストーリーは決して退屈するものではないが、信じられるほどの強さは無かった。


特に、ラストは理想的なエンディングに成っているが、そのために、ストーリーが弱くなってしまったように思う。


しかしながら、ダコタ・ファニングは、それまで演じなかった役を熱演、力演しているし、あいかわらず上手い!


彼女の最近の映画『The Runaways』は、短期間の映画館上映だったために、私は観逃してしまったが、プレビューを観て、ダコタ・ファニングの成長に驚くほど、彼女は大人に成っていた。


       the-runaways.jpg

    (1番左がダコタ・ファニング、実際にいたバンドのメンバーの役を演じている)


だから、彼女の事をもう子役とは呼べない。


それと同時に、『HOUNDDOG』で歌うシーンがあったから、『The Runaways』のバンド・メンバーの役を手にする事が出来たのではないかとも思った。


脇を固めるデーヴィッド・モースやロビン・ライト・ペンも、目立ち過ぎないようにしてダコタ・ファニングを引き立てているように熱演している。

              hounddog dakota


これからは、子役のダコタ・ファニングではなく、女優のダコタ・ファニングで、質の高い作品に出てくれることを期待したいと思う。


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2010年05月29日 トラックバック(0) コメント(0)

CAPITALISM:A LOVE STORY (2009)

そう言えば、ず~っと映画について書いていない。


多分、映画館で観た映画では『The Ghost Writer』以来、テレビで観た映画だと、『A Place In The Sun』以来、DVDで観た映画だと、『The Ramen Girl』以来だと思う。


実際には以前よりは映画館で観るのが少なくなったとは言え、テレビでもDVDでも映画は観ているのだけど、実生活において、書きたいと思うことがあったり、是非、書いておきたかったニュースがあったりして、何となく後回しに成っていた。


それと同時に、映画に何かしら特別な感情を持ったものは書き辛かったりして、書かないで、自分の記憶の中にだけ仕舞っておこうかなとも思ったりして・・・・・・・


              Capitalism_a_love_story_poster.jpg


そんな感情を持たせた映画の1つが、今、書こうとしている

Michael Moore(マイケル・ムーア)監督の『Capitalism:A Love Story』だった。


私も、アメリカに住んで、かれこれ、早いもので16年ほど経ち、知らぬ内に、アメリカは、よその国だから何も言わない事にしましょうから、自分が住む権利を持って住んでいるのだから意見させてもらいましょうと言った態度に変った。


日本にいた時は、精神的に、かなり若かったのもあるし、政治は政治家におまかせしましょうと言った風に、全く政治には興味が無かった。


その理由は、多分、不自由の無い生活を自分も周りもしていたからだと思う。


それゆえ、法学部とか医学部に行きたいなんて思う事は無かった。


しかしながら、私がアメリカで生まれ育っていたら、それらの学部に行きたいと思っていたと思う。


そう思うのは、アメリカに来て、あらゆる差別を受けたり、それが自分だけでなく、物凄くたくさんの人達が、アメリカで生まれようが生まれまいが差別を受けたり、どう考えても道理にあわない状況にいたりするのを観ているうちに、日本やヨーロッパの先進国と比べて、


この国、どうなっているの~~?

大きい割には、かなり遅れていない?

人の命よりお金重視じゃない?


などと怒りや疑問を抱くようになったからだ。


そして、見ず知らずの他人であっても、そんな社会のために、不幸のどん底に落とされたような人達の事を知って涙する事が多くなった。


この映画は、マイケル・ムーアの今まで監督した、いくつかのドキュメンタリー・フィルムと近年の経済不況と危機について描いていて、A Love Storyを追加しているのは、アメリカを愛する彼の気持ちの真実と皮肉をこめている言えると思う。


彼が、この映画の中でも見せているように、過去の大統領だったジミー・カーターの国民に向かっての、アメリカ国民が自分の富を重視し、他人の事を考えないように成っているのは危険な事だとスピーチしたのにもかかわらず、レーガン大統領に変ってからは、


アメリカ国民は、マネー、マネー、マネー!重視に成って行き、物欲旺盛になり、借金は良い事だ!と変な思想を持って借金大国と成り、後に成って全てを失う人達が多くなった。


みんなが、あれを持っているから、自分も持たなきゃ!

みんなが借金して大きな買い物をしているのだから、自分も、そうしなきゃ!


そんな人達で、一杯に成った。


そして、みんなが持っている物を持っていなければ、他人からは『落ちこぼれ』と言われるから借金してでも、手に入れる必要があるように思った人達が増えた。


買い物中毒に成ってしまった人達も多くいた。


そんな人達は、買っても買っても気持ちが満たされないのはなぜだろうと、他の物に中毒に成って行ったりした。


ところが、そんな生活は永遠には続かないのがほとんどで、結局、全てを失った人達が多くいる。


健康に関しても、誰もが保険を持っている日本とは違うから、病気に成ったら治せない、お金が無いために治してもらえない人達が多数いて、そのために早死にする人達が多くいた。


そんな、この国の現状を見て、帰れる国のある私は、ハズに何度、言った事か・・・・


「日本に行って住もう! アメリカより、ず~っといい!」


ハズは、納得しながら、うつむいて、


「もうちょっと、様子をみてみよう! 状況が良くなるかもしれないから!」


そう言って、なかなかアメリカを離れようとしない。


いろいろなアメリカ社会の不公平な事に怒っていても、ハズは、やっぱり、この国に希望を持っている、生まれた国を愛している、そう思ったりする。


フランクリン・D・ルーズベルト大統領が、1936年に、労働者の権利を理解し指示し、ドイツも日本も、彼の政策を見習って実行し成功したにもかかわらず、アメリカは、それに従わず、現在の経済危機に直面しているのも皮肉としか言えない。


ハズは、なぜ、アメリカがルーズベルトの政策に従わなかったのがわからないと言い、私はハズに言った。


「アメリカの最大の問題は、他人の話を聞かない人が物凄く多くいることなのよ!」


ハズは、何も言わず、残念そうに、うなづいた。


私は幼い頃、アメリカはお金持ちがたくさんいて、貧乏人達を助けている国だと聞いたけれど、実際に住んでみて、そんな風には思えないでいる。


クリスチャンがほとんどなのに、その精神はどこにあるのだろうか?


隣人より自分の富を愛している人達の方が、ず~っと多いように思うけれど・・・。


この映画を観ながら、一生懸命、会社のために汗水たらして働いて来たのに、急に解雇されてしまう人達やお金を払えないために住んでいた家を去らなければ成らない人達を観て、私もアメリカに住んでいるからか、他人事とは思えず、涙が溢れて、映画館で観なくて良かったと思った。


いまだに、カリフォルニアで、マイホームを持てなくて、時々、貧乏だなぁと思うこともある(ハズは、いつも貧乏なんかじゃないと否定するけれど)が、その人達の状況と比べたら、まだまだ恵まれているなぁと思えて、不平不満を言っちゃいけないなぁと思った。


そして、自分が、そう言った人達の側にいることを強く感じた。


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2010年05月26日 トラックバック(0) コメント(2)

The Ramen Girl (ラーメンガール)(2008)(USA)

退院して、最初に観た映画のDVD『The Ramen Girl』(日本名:ラーメンガールだった。

              
              TheRamenGirl.jpg


今は亡きBrittany Murphy(ブリタニー・マーフィ)主演の映画でアメリカ映画であるが、アメリカでは劇場公開にならず、後に、DVDになり、日本だけで上映されたようだ。

偶然、アメリカ版のDVDを見つけたので、さっそく借りて観る事にした。

この映画の事を知った時、


わぁ~! 

ブリタニー・マーフィが日本に行って日本人の俳優さん達に囲まれて仕事していたの~~?!

滞在して、日本の事、どう思ったかな~?!


と考えたりして、観てみたいと思っていた。

それもあって、DVDを見つけた時に、


「これ、観てみたかったんだ~~!」


と言って、すぐに手に取って借りる気マンマンの私だったが、

それを見て、


「Ramen Girl(ラーメン・ガール)?? 何だ、それ??」


ハズは、そう言って、私の手からDVDを取って、DVDの裏側を見て、どんなストーリーなのかを読み出した。


ブリタニー・マーフィが男にふられてラーメン・マスターに成ろうとする?」


嫌そうにして顔を左右に振った。

私は、DVDを取り返し、


「いいの! 変な話でも! 日本が見れるし、ラーメンも出て来るし、亡くなったブリタニー・マーフィが、どんな風に演技しているかも観たいから、これ、借りてちょうだい!」


ハズは観たくなさそうだったけど、いつものように、結局は2人で観た。


監督は、Robert Allan Ackerman(ロバート・アラン・アッカーマン)

ストーリーは・・・・・・・


ブリタニー・マーフィ演じるアメリカ人女性Abby(アビー)は、日本で仕事をしているアメリカ人のボーイフレンドに会うためにアメリカから日本にやって来る。

彼女は東京の彼のアパートに滞在し、企業の翻訳の仕事も得て、彼との熱々で楽しい生活を期待していた。

そんなまだ滞在間もない時に、彼が大阪に仕事に行かなければ成らなくなる。

彼女も付いて行こうとするが、彼に来て欲しくないと拒否され、口論しているうちに、彼から別れの言葉を告げられる。

彼のアパートで1人で孤独な夜を過ごしていた時に、アパートの向かい側にあるラーメン屋のアカチョウチンに釣られて行ってみる。

店の主人(西田敏行)に閉店したと言われるが、彼女の姿に同情した彼が彼女のためにラーメンを作りだすと、彼の妻(余貴美子)も現れ、アビーはラーメンをご馳走になる。

それをキッカケにして、アビーは主人の弟子となり、ラーメン・マスターと成ろうとするが・・・・・・・



ハズは、店の主人の西田敏行を見て、


「ハマちゃん! ハマちゃんだ~!」


と叫んだ。

日本に行った時の飛行機の中で、ハズが観て気に入った映画の1つが『釣りバカ日誌?』で、多分6か7だと思うけれど、はっきりとはナンバーは私は憶えていない。

隣に座っていたハズが大声出して笑っていたので、何を観ているのかをチェックしてみたら、西田敏行演じるハマちゃんが画面に写っていて、私が、


「なぜ、そんなに笑っているの~?」


と訊いたら、


「ハマちゃんが~! ハマちゃんが~~!」


と言って笑っていた。

ハズが言うには、特にハマちゃんの顔の表情が可笑しくてたまらないそうだ。

三国連太郎演じる社長も、ハマちゃんとは違う面白さがあると言って気に入っていた。

その時に、アメリカ生まれ、アメリカ育ちで、私と会う以前は、ほとんど日本人を知らなかったハズが、私が、とっても日本的ユーモアのある映画だと思っていた『釣りバカ日誌?』の面白さがわかる事に、はっきり言って驚いた。

それと同時に、西田敏行と三国連太郎は、その意味からインターナショナルな俳優達なのだなぁと思った。


さて、『The Ramen Girl』(ラーメンガール)で西田敏行を観て『ハマちゃんだ~!』と喜んだハズに、


「ここでは、全く違ったタイプのキャラクターを演じているみたいよ~・・・・」


そう言ったら、『わかっているよ!』と言いながら、ちょっとガッカリしているようだった。(笑)

西田敏行演じるラーメン屋の主人、そして、アビーの先生は、頑固で、乱暴で、ひねくれていて、


日本のラーメン屋の主人って、こんなに意地悪なの~?

違うでしょう~?!

これじゃ、虐待でしょう~!


と私は思ったので、ハズに、


「このラーメン屋の主人は、アメリカ人が思っている日本人男性のイメージなのじゃないかなぁ~? 何だか、実際の日本人男性とは、かけ離れているような気がするのだけど・・・・」


と言ったが、こんなラーメン屋の主人も、いるのだろうか?

アメリカだったら、彼の行為は従業員、あるいは女性に対する虐待行為として訴えられそうだけどなぁ・・・と思った。

可哀想になるぐらい、辛い思いをしてラーメン・マスターに成ろうとするアビーに同情しない人はいないだろうと思うほど、彼女は清楚で可愛らしい雰囲気一杯だった。

日本語が、ほとんど出来なくて、英語が、ほとんど出来ない先生(西田敏行)から学ばなければならない苦労は想像を絶する。

しかしながら、そんなアビーに、外国滞在を経験し英語が話せて優しく理解のある男性が現れて、アビーが、ラーメン・マスターになるのを中断して、その男性に付いて行くべきかの選択にせまられた時、彼女が過去の経験を無駄にしなかったことに対しては高く評価するべきだと思った。


そうなのよ~!

女は男に付いて行っちゃ駄目~!

男が女を追いかけるべきなのよ~!


そんな事を思いながら、強くなって自立して行くアビーを観ながら、私は微笑んでいた。

ハズも、


「また同じ事を繰り返すなよ~!」


そう画面に写っているアビーに向かって呟いていた。

ストーリーは現実味にかけるところはあるけれど、ファンタジー映画として観る上では楽しめると思う。

だからと言って、全てが上手く行くと言ったストーリーではなく、困難を乗り越えて行き、結局は、全ての人達に幸せが訪れると言った感じだから、その点では信じられるものがある。

映画の中で、私が1番に好きなシーンは、常連の男性2人と女性2人が、アビーが泣きながら作ったラーメンを食べて、それぞれの悩みを言い出し泣き出し、

先生までも、食べた後、泣き出すシーン!

このシーンは、ハズも大笑いで、私なんか、手術後だったから、笑うとお腹が痛くて痛くて、それでも可笑しくて、お腹を抱えながら笑った。

『おくりびと』を観てからファンになった余貴美子も先生の妻として、相変わらず自然な演技をしていて良かった~!

DVDにはカットされたシーンも、いくつかあって、けっこう面白かった。

昨日のオスカー授賞式には、去年の授賞式から今年の授賞式までに亡くなった映画関係者達が映し出され、その中で、ブリタニー・マーフィを観て、


本当に早過ぎた・・・小柄で可愛らしくて、少女のようなあどけなさを持っていながら、映画には真剣で意欲的に取り組んでいた彼女には、これからも、限りない可能性があったのに・・・・


そう思った。

しかしながら、彼女が演じた映画は残る。

この映画は、アメリカの観客に興味を持たせる映画ではないと思うけれど、日本では、けっこう受けるのではないかなぁと思う。

ちなみに、ハズは、アビーの作ったラーメンを見ながら、


「ラーメンにコーンやピーマンなんか入れるのは、邪道だ!」


と言っていた。


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2010年03月09日 トラックバック(0) コメント(0)

In Love We Trust (2008)(China)

最近、ハズと一緒に観たDVDで、気に入ったのがあった。

『In Love We Trust』と言う中国の映画で、

監督はWang Xiaoshuai

              In Love We Trust

現代の中国が舞台で、そこに住む仲の良いカップルには、妻の前夫との間にできた娘がいる。

娘も義理の父親にとても懐いていて、父親も実の娘のように彼女を可愛がっている。

幸せな日々を過ごしていたその家族に、娘が白血病で長く生きられないと医者から告知される。

そして、少しでも長生きさせたければ、両親が同じである血のつながった兄弟、姉妹の幹細胞(Stem Cell)の移植が必要だと言われる。

しかしながら、その娘の母親は前夫と離婚しているし、彼女の前夫は新しい妻と生活を始めていたので、別れた2人の間に子供を作る事は無理な状況だったが、

母親の娘をどんな事をしてまでも助けたい気持ちは強くなるばかりだった。

そして、たとえ、彼女が前夫との間に子供を作ったとしても、確実に娘を助けれると言う保証があるわけではなく、少しでも長生きさせるのに役立つだろうというものだった。

もし、前夫との間に子供を作ったら、彼女は娘とその子を共に育てることになり、中国の1家庭2人までの法律から言って、新しい夫との間には子供を持てないと言う厳しい現実が待っていた。

娘を助けるために、そうまでして、それだけの理由で、彼女が前夫との間に子供を作るべきなのか、

前夫が承諾したとしたら、前夫と彼の新しい妻との生活はどうなるのか、

娘の義理の父親も、たとえ娘を助けたいとしても、妻が前夫に会い子供を作るためにベッドを共にする事に耐えられるだろうか、

そして、

たとえ、そうして必死に成って娘のためにしたとしても、果たして娘をどのくらい助けられるのか、

そんな事を思いながら、観る事になった。


母親の気持ちはわからないではない、

しかしながら、

それまでして前夫とベッドを共にして子供を作ろうとしたり、

彼女の夫が、いつも彼女の言うとおりに黙って

彼女の言うままにさせようとする気持ちが理解できない


とハズは言った。

私は、彼女の夫がそうしていても苦しんでいて我慢しているのが感じられたし、彼女と娘を愛し、彼女の性格を良く知っているから、そうさせたのだと思ったので、ハズが理解できないのはカルチャーの違いのためもあるのかもしれないと思った。

子供がいない私には考え付かないことだけれど、私が彼女の立場だったら、同じような事をするのは到底無理だと思う。

しかしながら、彼女の気持ちがわからないわけではない。


笑える場面が無く同じトーンが続く映画だが、4人の男女のそれぞれの状況と心の苦しさが、とても上手に描かれていて、派手な映画では無いのに、少しも退屈しないで興味深く観る事が出来た。

ハズはストーリーに関して、


「結局、全ては子供のため・・・・アジアの映画はそう言うのが多いなぁ・・・」


私は、


「確かに、そうかもしれないけど・・・・結局は、夫婦が、どのくらい愛し合い、信頼しあっているかが試される時って感じじゃない?・・・」


そう言うと、ハズは、微笑んで、私の目を見つめて何も言わなかった。


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2010年01月31日 トラックバック(0) コメント(2)

AWAY WE GO (2009)(USA)

『AWAY WE GO』は、去年のクリスマス前に観た映画だから最近と言えるかわからないけれど、私にとっては、まだ、記憶に新しいような気がする。

              Away_we_go.jpg

監督は、Sam Mendes(サム・メンデス)で、

脚本は、カップルの男女によって書かれた。

ストーリーは、30代前半の結婚していないが一緒に住んでいる男女のカップルがメイン。

最近、アメリカでも映画出演が多くなり顔が知られて来ているJohn Krasinski(ジョン・クラシンスキー)演じるBurt(バート)とアメリカでは、サタデェイ・ナイト・ライブのホストの1人だった事で知られるコメディアンのMaya Rudolph(マヤ・ルドルフ)演じるVerona(ヴェローナ)は、法的には結婚はしていないが、ボーイフレンドとガールフレンドとして一緒に暮らしている。

そんなある日、ヴェローナが妊娠している事にバートが気が付き、ヴェローナは信じなかったが、

次のシーンでは、ヴェローナが大きなお腹をしていて、妊娠している事が明らかにわかる。

決して経済的にも安定した生活ではないが、バートの両親が近くにいるのだけが、子供を持ってからの事を考えても何かと大きな救いだった。

ところが、バートの両親は、彼らの夢だったベルギーのアントワープに彼女の出産予定日の1ヶ月前に移り、それから2年間はそちらで生活する事を彼らに目を輝かせながら報告する。

孫が生まれるというのに、それも見ず、自分達の夢を追いかけていなくなってしまう彼らに、バートもヴェローナも勝手だと思い頭に来るが、

バートの両親がいなくなるなら、その近くに住んでいる意味はなくなると気が付き、知人達がいるアリゾナ州やウィスコンシン州、フロリダ州、そして、カナダモントリオールにまで足を延ばして、どこに自分達が住むべきかを決定しようとするが・・・・・・・


個人的に以前に知っていた人達も、子供を持つ事によって変り、それぞれに問題がある知人達を子供の親達として観てしまうバートとヴェローナが、これから子供を持つ上で、いろいろ考えさせられ不安や疑問を持つ姿は、賢明に見えた。

そして、自分達にとっても、生まれて来る子供にとっても、いつも、親戚や知人の近くに住むのが困った時にも助けてもらえるし何かと都合が良いと思っていた彼らが、果たして、そうなのだろうか・・・・と疑問を持ち始め、2人中心に考え始め、彼らのロードトリップは無駄ではなく、彼らの自立の始まりを見る時、

彼らなら大丈夫、良い両親になると思え、その時には、ハズも私も自然に微笑んでいた。


「スイートなカップルね~! 愛し合う2人が子供を持つ時、何があっても自分達で子供を幸せにしようと思う気持ちが1番大切だと思うもの!」


そう言うと、ハズも、うなずきながらスマイルした。

それに、この映画に出て来るカップル達を観て、カップルにも、いろいろ、子供の育て方も、いろいろと、つくづく思えて、私達のまわりにも似たようなカップル達がいるなぁと思ったりした。

アメリカの批評家達で、この映画をじれったいとか他の理由で嫌っている人達も多いと聞いたが、

私達にとっては、気に入った映画だった。


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2010年01月16日 トラックバック(0) コメント(0)

JCVD(その男ヴァン・ダム)(2008)(Belgium,Luxembourg,France)

ハズが、以前に映画館で観たいね!と一緒に言っていて観逃してしまったJean-Claude Van Damme(ジャン=クロード・ヴァンダム)が彼自身を演じている2008年の映画『JCVD』のDVDを借りて来た。

日本では、『JCVD』は、『その男ヴァンダム』と言う題名らしい。

              JCVD.jpg

なぜ、JCVDと言うかと言うと、Jean-Claude Van Damme、彼の名前のイニシャルから出来ていて、私は、この題名、クールだと思う。

監督は、Mabrouk El Mechri(マブルク・エル・メクリ)で、

主役は、ジャン=クロード・ヴァンダムで、彼が彼自身を演じているというのが面白い。


もう若くも無く、体力的にも自信が無くなり、役も、他のアクション・スターのスティーブン・セガールやアーノルド・シュワルツネッガーやシルベスター・スタローンなどに取られて仕事も無く、その上に、離婚して親権をめぐる問題などもあり、ジャン=クロード ヴァンダムは経済的に窮地にいた。

最愛の娘からは、父親の仕事のために学校で馬鹿にされ、いじめられたと軽蔑される。

そんな時、彼の地元のブリュッセルの郵便局で、どうしても、まとまったお金を引き出さなければならなくなって行くと、運悪く、郵便局強盗がいて、彼も人質の1人に成ってしまう。

映画では、いつも、悪いヤツラを簡単にやっつけてしまうヴァンダムだったが・・・・・・・


アクションスターのイメージと現実の姿のギャップを面白くも皮肉ってもいるが、決局はヴァンダムのスターゆえの孤独と哀しさみたいなものが観る者に同情と親近感を与え、ヴァンダムを今までとは違った目で観れるようになる映画だと思う。

特に、彼がカメラに向かって、これまでの彼の人生を話し後悔する時は、誰もが生きている間に1度は考える事と、ほとんど同じなのではないだろうかと思った。

ハリウッドに来て、自分を見失い、数回の失敗に終わった結婚やドラッグ中毒のために人生を狂わせてしまったことを話す時、私もハリウッドで外国人として住んでいた事があるから、何かしらわかるものがあって、涙を誘った。

私が昔、ヨーロッパに住んでいた時は、ヴァンダムはベルギーのトム・クルーズと呼ばれているのだと聞いたものだったが、いまだに、なぜ、彼が、そう呼ばれたのかが理解できない。

ハズは、


「ヴァンダムは、Muscle From Brussels(ブリュッセルからの筋力、腕力)と呼ばれていたんだ!」


と言っていた。

映画では、ヴァンダムが、どんなにブリュッセルで有名で、それゆえ、仕事中でなくても人々の彼に対する要求も、彼の出ている映画のイメージを押し付けるわけで、

彼のハリウッドのエージェントも弁護士も、結局、お金の事しか考えていなくて、彼の幸せなんて考えない。

ヴァンダムと強盗達とのやり取りや、スターゆえに目立ってしまって、彼らと何かと事件のために関わりあわなければならなくところが怖くもあり面白くもあり、興味深かった。

映画が、彼の実際の人生と、どれ位、近いものなのかは、はっきりはわからないけれど、多分、そうなのだろうなぁと思わせるのは、ヴァンダムが彼自身を演じ、ドキュメンタリータッチで作られているからだと思う。

救いは、彼を敬服するファンが、まだいたことと、覚えたマーシャルアーツが、後に、ハリウッドでも、役としてでもなく、他のところで役立つ事も、ブラック・ユーモア的で面白くて良かった。

初めから終わりまで、ヴァンダムの素顔を観ている感じなのと、ストーリーも良く出来ていて、笑えたり、ジーンと来たりで、私達は充分、楽しめた。

それに、アクション映画ではないから、ヴァンダムの演技も観れて、彼がアクション無しでも、こんな演技も出来るのだと思わせてくれた。

映画のラストもスイートで、観た後に、ハズと、


「観て良かったね~!」


そんな風に言える映画だった。


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2010年01月15日 トラックバック(0) コメント(0)

Goodbye Solo (2009)(USA)

これは、去年、クリスマス前の、いつだったか憶えていないほど前にDVDで観たアメリカ映画だ。

すっかり感想を書くのが遅くなってしまったのは、私の病気発覚のために、それ中心の生活に成ってしまったからだった。

数週間前だったかに、テレビで、批評家達が2009年のベスト10フィルムについて話していて、
その中に入っていたのが『Goodbye Solo』だった。

              GS 70

そして、


そう言えば~~! DVDで観たんだった~~! 
気に入った映画だったのに、今まで、忘れていたなんて~~!!


と思って、ちょっと反省した。


監督は、アメリカ、ノースキャロライナ州出身のRamin Bahraniで、

この映画は、彼の3つ目の作品だけれど、私は、残念ながら、彼の過去の作品は観た事が無く、この映画が初めてだったのだけど、とても気に入ったので、機会があったら、是非、観てみたいと思っている。

Souleymane Sy Savane(スーレイマン・サバネ)演じるSolo(ソロ)は、セネガル出身で、パイロットに成る勉強を独学でしながら、妻と義理の娘を養うために、タクシー・ドライバーをしている。

夢を持って明るく生きているソロの運転するタクシーに、ある夜、客として、Red West(レッド・ウエスト)演じる老人William(ウィリアム)が乗って来て、映画館で降ろして欲しいと頼む。

       gs 50

ウィリアムのひどく疲れて心を閉ざしている様子で、ソロは彼が自殺をするつもりだと感知する。

そして、それから、ウィリアムの自殺を止める為に、ソロの妻や義理の娘を紹介したり、親しくなって、ウィリアムの自殺を止めようと、いろいろと試みるソロだったが・・・・


ここでは、老人の過去にした事の懺悔など無い。

私達は、ソロと共に、それを推理する事になる。

しかしながら、クライマックスになって、そう考えたところで、どうなると言うのだろう?

それは、おせっかいと言えるのではないだろうか?

個人の苦悩とは、時には他人が絶対に関与できないほど深く病んでいるかもしれない。

そんな時、私達が出来る事とは、何なのだろうか?

そう思わずにはいられなかった。

その意味では、ハリウッドが求めるハッピーエンドではなく、とても現実的に描写していて、

私にとっては『信じられる映画』だった。


ソロを演じた役者は、役者に成る前にAir Afrique(アフリカン航空)のパイロットだったらしい。

この映画では、パイロットに成るために努力しているが・・・・


ウィリアムを演じた役者は、エルビス・プレスリーの高校時代の親しい友人だったとか・・・・


2008年のベニス映画祭では、国際映画批評家連盟から最優秀外国映画賞を受け取っている。

名前の良く知れたスターや若くてグラマーな女優もなく、ホワイト・アメリカンの老人とアフリカンのおにいちゃんの映画とあって地味だけれど、

ストーリーは、とても深い。

映画を観てから、べッドに入ったが、しばらく眠れないほどだった。


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2010年01月10日 トラックバック(0) コメント(0)

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